あまりの正確さに、鳥肌が立つ思いだ。
これは、２０１８年の国連におけるトランプ大統領の演説である。
Reliance on a single foreign supplier can leave a nation vulnerable to extortion and intimidation. That is why we congratulate European state such as Poland for leading the construction of Baltic Pipeline so that the nations are not dependent on Russia to meet their energy needs. Germany will become totally dependent on Russian energy, if it does not change its course. Here in the Western Hemisphere we are committed to maintain our independence from the encroachment of expansionist foreign powers.
「外国の供給に頼ることは、一国を恐喝や脅威に対して脆弱にしてしまう。だからこそ、（北海油田からの）バルティックパイプライン建設に主導的役割を果たし、エネルギーの需要をロシアに頼ることのないようにしてくれた、ポーランドのような欧州の国に感謝する。それに対して、ドイツが今のままなら、ロシアのエネルギーに完全に依存することになるだろう。ここ西半球において、我々は拡大主義の外国勢力の侵略に対して、独立を保つことに尽力している。」
まさしく、プーチンの乱に腰を抜かしている今の世界を、見事に予言し、警告を与えているではないか。見事だ！！
それに対して、当時のドイツ関係者は、軽蔑したような顔つきでニヤニヤ笑っているのである。
何と言う愚かな奴らだろう。この後、当時のメルケル首相、ショルツ首相と続いて、まるでトランプに反抗するように、正反対のことに暴走した。脱炭素を崇拝、妄信し、欧州のエネルギーを、大いにロシアに頼る政策に出たのだ。
４年後に来るべくしてやってきたプーチンの乱を前に、今更のように、自分の犯した愚かな間違いに気づき、大慌てで右往左往している。薄っぺらな平和主義を歌いつつ、付け焼刃の「援助」や「制裁」に奔走したところで、根本的過ちの穴埋めにはならない。世界はとんでもない方向に暴走しているのだ。
究極、自分自身の馬鹿を晒した、恥ずべきニヤケ笑いである！！
本当に馬鹿な奴らだ。
トランプ大統領の大いなる警鐘になぜ、
耳を傾けなかったのだ！！
今さら遅いぞ！！
