毎回、楽しみにライブで視聴しているブログ主である。1時間40分程の演説だが、内容豊富で一瞬たりとも飽きることはない。ダレルこともない。その話術は賞賛に値する。単なる話術と言うよりも、トランプ氏が自国を愛する心が強く、聴く者の心を打つのである。
これだけ何度も行われるので、当然ながら、ネタが同じ部分もある。それでも、何度聞いても面白い。そして、「そうだったのか」と驚き、新しい知識を得ることが出来る。ためになるのだ。今回は米国軍隊に絡む話を書いてみる。
(こちらは2019年の演説動画。最近はYouTubeの言論弾圧が酷く、まともな動画を観ることは困難である。ブログ主は別ルートで、完璧に観覧している。残念ながら、このブログにはめ込むことは不可。)
トランプ大統領は、官僚根性の染みこんだ高官たちに囲まれて孤独だった。
トランプ大統領
「俺はイラクの現場最前線の司令官と話がしたい。すぐに段どってくれれ。」
すぐに、大統領はイラクのバグダッド空港へ降り立った。その時、大統領専用機を真っ暗にして着陸したエピソードも面白いが、次に回そう。降り立って大統領は、現場の「ハリウッド映画俳優顔負けのカッコいい司令官」に面会した。
トランプ大統領
「名前は?」
ケイン司令官
「ケインであります。」
トランプ大統領
「ファーストネームは?」
ケイン司令官
「レイジンであります。」
トランプ大統領
「レイジンケイン?(Raisin' Cain)」←ここも観客に大受けのところ(注釈)
ケイン司令官
「大統領!! 長旅でお疲れでしょう。とりあえずは、ごゆっくりお休みください。」
(ほとんどの大統領は言われるままに、さっさと寝るところだが、トランプ大統領は違っていた。)
トランプ大統領
「いや、もう少し君たちと話がしたい。現場レベルの情報は、実際に対面で話さないと得られないからな。話したいのはISのことだ。首領を排除するには2年かかると聞かされている。随分とかかるな。色々あるんだろうが、何でそんなにかかるんだ。」
ケイン司令官
「いえ、任せてくだされば・・・・1週間以内にやれます。」
トランプ大統領
「そんなに早くやれるのか?全然聞いてないぞ。」
ケイン司令官
「間違いありません。1週間以内です。」
トランプ大統領
「でも、このイラクからアフガンまではかなりあるぞ。大変だろう。」
ケイン司令官
「いえ、中東はいたるところに秘密のベースキャンプがあります。そこからなら、すぐです。」
トランプ大統領
「しかし、そのキャンプがある国の周辺が破壊されたりして、国の了承を取ったり、やっぱり時間がかかるんだろ?」
ケイン司令官
「いえ、ターゲットのごく周辺のみ、上から下から四方八方から総攻撃を仕掛けますから、一切、心配いりません。」
トランプ大統領
「そうなんだ・・・・そうか・・・・で・・・・何でやらないんだ?」
↑ ↑ ↑ ↑
(爆) (笑) (爆) (笑)
ここは観衆からドッと笑いが起こるところ。
ケイン司令官
「私たちのような現場の立場からは、決定するわけにはいきません。」
トランプ大統領
「でも、上官がいるだろう。彼らは何している?」
ケイン司令官
「一切命令が出ないもので。」
トランプ大統領
「なら俺がすぐにホワイトハウスに帰って、手続きを取るから、すぐにやってくれよ!!」
↑ ↑ ↑ ↑
(爆) (笑) (爆) (笑)
ここも大うけのところだ。
トランプ大統領の言うとおり、即、排除作戦は行われ、成功した。
トランプ大統領
「1週間後に終わったよ。」
この作戦成功以来、確かにISという言葉が報道から消えた。ピンポイントで最も効率のよい作戦だったのだ。
ホワイトハウスの椅子にふんぞり返っているだけの中央官僚の軍人たちは、何もしない、何も出来ない。へたに行動を起こしても、失敗したら、即、首が飛ぶ。椅子にしがみついているだけの官僚軍人は、永遠に何もしないのである。そして、会見では「すべて順調に進んでいる。」を繰り返すだけだ。それだけで高給をいただいているのだ。
現場の司令官は全く違う。常に緊張感をもって「次の一手」を考えている。トランプ大統領は、現場を最も重要視する。そのために、この大きな作戦成功があったと言える。
毎回ではないが、この話をする前に、トランプ氏は不動産業の親父から教え込まれたことを話す。「親父は常に現場の大切さを忘れるなと言っていた。土地にビルを建てるにしても、建築に欠陥がないかどうか常に確かめろということだ。完成した後に発覚しても遅い。」
まさに、その精神を米国大統領としても実践しているのだ。だからこその成功と言える。トランプ大統領のおかげで「宝の持ち腐れ状態」だったものが、大いに活用されたのだ。
他にも、トランプ大統領が大型空母で兵士の激励を行ったときのこと。戦闘機が甲板に着陸するとき、従来は紐に引っ掛けてブレーキをかけていたが、これは紐が外れて戦闘機が行き過ぎて海に落下する事故が多発していた。そこで、最新式の強力磁石を使った装置が開発され実用化された。予算も通りいつでも設置可能である。
甲板を歩くトランプ大統領
「今までの紐式は事故が多かったよな。磁石式装置の予算もおりて、パイロットも安全だ。しかし・・・・見たところ・・・・まだ、紐式を使っているようだが・・・・」
甲板の兵士
「はい、大統領!そうであります!」
トランプ大統領
「どうかしたのか?」
甲板の兵士
「いえ、とくに何もありません。」
トランプ大統領
「何か磁石式に不具合があったとか?」
甲板の兵士
「いえ!大統領!一切ありません。」
トランプ大統領
「じゃあ、何で紐式のままなんだ?」
甲板の兵士
「命令がありませんもので。」
トランプ大統領
「何をやってるんだよ!なら、すぐにやれよ!!!!」
↑ ↑ ↑ ↑
(爆) (笑) (爆) (笑)
官僚根性の染みこんだ軍人なんてこんなものだ。恐ろしく予算の無駄遣いをしてしまう。
NATOの話もある。
NATOの加盟国の多くは、いわゆる「支払金の滞納」が酷かった。
そこでトランプ大統領は、「滞納している国に対しては、米軍は一切、防衛協力はしない。」と睨みを効かせた。もちろん、対面で直接である。滞納している加盟国は「え?守ってもらえないんですか?」「当たり前だろ!!」とトランプ大統領。すると、途端に大量の金が多くの国から支払われたのである。
滞納に次ぐ滞納。それを何もせずに放置していた、今までの大統領は、いったい何をしていたのか。
トランプ大統領のおかげで、いかに多くが改善されたかが分かる。
(注釈)
旧約聖書のアベルとケインより「騒ぎを起こす」の意。現場司令官には独創的なニックネームが多い。
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